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2014.06.03 Tuesday

6月13日(金)『修道女』ミュージアムシネマサロン

***[情報]******************

<フランスで上映禁止処分を受けた問題作>

来たる6月13日(金)、市民団体イイダウエーブと飯田市川本喜八郎人形美術館が主催する映画鑑賞会ミュージアム・シネマ・サロンの2014年度の第3回が、川本喜八郎人形美術館2階映像ホールで午後7時より開催される。上映作品はジャック・リヴェット監督 アンナ・カリーナ主演の『修道女』(1966年/フランス/カラー/140分)。完全予約制。

映画『修道女』は、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督ジャック・リヴェットと、同じくヌーヴェル・ヴァーグになくてはならない女優アンナ・カリーナの代表作の1本であるにもかかわず、その処遇は恵まれていませんでした。芸術の国フランスであっても1960年代には宗教的なタブーがあり、『修道女』は運悪く宗教的政治的な保身のための生け贄にされてしまいました。

脚本の段階で目をつけられ、完成する以前に上映禁止処分をフランス政府から受けています。映画監督ゴダールたち友人たちの政府への抗議にもかかわらず、上映は限定された形しか許されませんでした。長い裁判の末、作品の検閲の無効が最終的に下されたのは、1975年です。

さて、映画は、手持ちカメラやアドリブの演技を特徴とするヌーヴェル・ヴァーグ映画とは一線を画する重厚な作品となっています。この映画に際して、リヴェットが目標とした作品は溝口健二監督『西鶴一代女』(1952)。ヌーヴェル・ヴァーグの映画監督達の溝口健二への傾倒はきわめて強いものでしたが、その一端がこの作品で見ることができます。

18世紀を描きながら、アンナ・カリーナという現代的な女優を得たためにこの作品は、極めて新しい感覚の映画に仕上がっています。

リヴェットは『美しき諍い女』(1991)で全世界的に一般大衆に知られることになりますが、この『修道女』が製作した当時正当な評価を受けていれば、彼の映画監督としての活動がずっと好転していたかもしれません。

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物語:
18世紀。貴族の娘シュザンヌ・シモナンは、その美貌にもかかわらず、父親に疎まれ修道院へ追いやられる。そこでは数々の試練が待ち構えていた...。

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【映画鑑賞会詳細】

6月13日(金)
ミュージアム・シネマ・サロン
『修道女』
(1966年/フランス/カラー/140分)。完全予約制。

監督: ジャック・リヴェット
製作: ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
原作: ドニ・ディドロ
脚本: ジャック・リヴェット/ジャン・グリュオー
撮影: アラン・ルヴァン
音楽: ジャン=クロード・エロワ
出演: アンナ・カリーナ/リゼロッテ・プルファー/フランシーヌ・ベルジェ..他


会場:飯田市川本喜八郎人形美術館(飯田市本町1)

時 間:午後6時40分 開場
午後7時 映画『修道女』上映<BRディスク上映>
午後9時40分 終了

完全予約制<資料代:300円 *不要な方は予約時にお申し出ください *イイダウエーブ会員は資料代は不要です>

〜鑑賞には予約が必要です:予約受付窓口TEL:0265-21-1212(イイダウエーブ事務局<飯田まちづくりカンパニー内>)〜
※川本喜八郎人形美術館では予約の受付をしておりません

予約受付期間:6月13日(金)午後3時まで

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